【全英女子OP】山下美夢有が2日目に怒濤のバーディーラッシュで単独首位に浮上
【全英女子オープン】第2日
初日はリンクスでは無風に等しく、アンダーパーは50人。2日目は午後から風が強くなり、スコアを落とす選手が続出した。その中で「午前組」の山下美夢有(24)が爆発した。現地時間午前7時14分に首位と1打差の4アンダー3位から発進し、1番から2連続バーディーを決めると、9番からは3連続。さらに13番、18番のパー5でもバーディーを奪い、ボギーフリーの65。通算11アンダーで単独トップに立った。
山下を筆頭に上位勢が気になるのは週末の天気だろう。2023年にここで全英シニアオープン(パー71)が行われた時は2日目までは天候に恵まれたが、決勝になると台風のような激しい雨風に見舞われ、2日間ともアンダーで回った選手はゼロ。リンクスの本場スコットランド出身のP・ローリーは最終日81、C・モンゴメリーも88と大きく崩れ、A・チェイカの優勝スコアは通算5オーバーだった。
「仮に天気が荒れても、山下は大きなチャンスです」と言うのは、欧州シニアツアーの参戦経験がある並木俊明プロだ。