専門家も指摘 豊洲市場開場より「築地存続」がお得の根拠

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 約6000億円もの整備費を投入した豊洲市場は今さら白紙撤回できない――。こんな話が一部メディアの報道や、都庁内でもささやかれているが、そんなことは全くない。現時点で年間100億円もの赤字をタレ流すことが分かっている豊洲市場をオープンするよりも、既存の築地市場を再整備した方が“お得”なのだ。

 日刊ゲンダイは、赤字覚悟で豊洲を開場した場合と、今の築地を再整備した場合の今後10年間の“収支”について検証した。

 まずは、問題山積の豊洲だ。都の試算によると、豊洲は毎年100億円の赤字が出るという。

 つまり、今後、10年間で1000億円のマイナスだ。さらに、猛毒シアンなどが検出された地下水対策のため、建物地下空間の床にコンクリートを張る必要も出てくるだろう。建築エコノミストの森山高至氏によると、この工事にかかる費用は約500億円。つまり、すでに豊洲整備に投じた6000億円に加え、10年間で1500億円、計7500億円のコストが必要になる。築地跡地の売却益は3500億円程度と見込まれているから、差し引きで4000億円の「赤字」だ。

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