SNSは巨大な肥溜め…ようやく掬い上げられたN党・立花孝志の逮捕

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「ネットの書き込みは便所の落書き」

 かつて筑紫哲也はこう批判した。以来、四半世紀が過ぎ、SNSは肥大化し続け「巨大な肥だめ」になった。

 ネットのカリスマたちがのたまっていた「自由な言論空間」など、できはしなかった。読むに堪えない匿名の誹謗中傷、フェイクニュース、猥褻教師たちが隠し撮りした女児たちの写真をグループチャットで共有するなど、まさに、この世に存在する、ありとあらゆる醜悪なものがぶち込まれ、SNSは強烈な腐臭を放つ肥だめと化したのである。

 私事で恐縮だが、2007年から2年間ばかり、「OhmyNews」日本版の編集長をやったことがある。韓国で始まったネットを使った市民メディアで、自由闊達な議論が盛り上がり、大統領選まで左右するといわれ、世界的な話題になった。

 孫正義が資金提供して日本版を始めた。鳥越俊太郎が初代で、私が引き継いだ。だが、日本では無残に失敗した。“市民記者”が少ないのは仕方ないが、その人たちも、一度書くとすぐに辞めてしまったのだ。

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