米専門サイトが分析 北ミサイル発射は記念日とリンクせず

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 建国記念日の大騒ぎがアホみたいだ。米国の北朝鮮情勢専門有料サイト「NK Pro」の調査で、北がミサイル発射や核実験に動く日と、同国の主要記念日にほとんど関連性がないことが分かった。「NK Pro」は1990年以降、75回にわたる北朝鮮のミサイル発射を分析。むしろ、“敵国”の政治イベントに高い相関が認められたという。

 例えば、中距離弾道ミサイルを発射した昨年8月3日は、安倍政権が内閣改造を行った当日。日本政府と、同月から始まった米韓合同軍事演習に対する牽制とみられている。同年9月5日には、中国・杭州で開催されたG20首脳会議に合わせたように、弾道ミサイルを3発発射。今年に入っても4月5日、翌6日から始まる米中首脳会談に合わせ、弾道ミサイルを撃った。米国の独立記念日の7月4日は、大陸間弾道ミサイル「火星14」を発射。北朝鮮の国営メディアは「米国へ独立記念日のプレゼントだ」と露骨に牽制してみせた。

 国威発揚狙いで、建国記念日や金日成の誕生日に挑発行為を行ったケースは、むしろ希少だ。「NK Pro」は、挑発行為が主要記念日当日か、その前後に実施される確率を10.7%と算出している。もはや、国威を発揚する段階ではないのかもしれない。

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