SE残酷物語…裁量労働&高プロより先にすべきは制度改正

公開日: 更新日:

 データ捏造発覚で、裁量労働制拡大が削られた安倍政権の「働き方改革」だが、拡大阻止で済ませてはいけない。現在、専門型裁量労働制が適用されているSE(システムエンジニア)では“定額働かせ放題”が横行し、実情に合わなくなっている。既存制度自体が破綻しているのである。

 ハローワークの求人情報のネットサービスで、東京の「一般・フルタイム」の「裁量労働制」を検索すると、29件ヒットするが、そのうち21件がSEだ。

「激しいコスト競争をしているシステム会社にとって、SEが定額の給料でソフトを開発してくれる裁量労働制は重宝されています。SEに時間給で払っていたら、大幅な人件費アップですよ」(IT業界関係者)

 1988年に裁量労働制が導入された際、記者、デザイナー、プロデューサーとともに、「情報処理システムの分析、設計」つまり、SE職も指定された。労働問題に詳しい塩見卓也弁護士が言う。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    任侠山口組が組長制に 40数名が織田代表と親子盃、舎弟盃

  2. 2

    お笑い文化台無し!安倍首相の吉本新喜劇出演に府民大激怒

  3. 3

    統一地方選で2ケタ議席「N国党」と「幸福党」大躍進のナゼ

  4. 4

    就職戦線“買い手市場”に激変 新卒採用は氷河期に向かう

  5. 5

    役者はセリフが命…山P「インハンド」にブーイングのワケ

  6. 6

    博多大吉とデート報道 赤江珠緒が気を揉む"あの男"の存在

  7. 7

    木浪と近本は数試合で…矢野阪神「4番・大山」の賞味期限

  8. 8

    あるのか阪神? 貧打と補強下手の“4度目赤っ恥”緊急補強

  9. 9

    衆院2補選惨敗で自民真っ青…夏の“衆参W選”へ一気に現実味

  10. 10

    大谷はFA権取得前に放出か トラウト472億円契約延長の波紋

もっと見る