メーカーズシャツ鎌倉・貞末良雄会長<2>VANがまさかの倒産

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 人気の「鎌倉シャツ」の愛称で知られる「メーカーズシャツ鎌倉」の創業者で会長の貞末良雄は、新卒で入社した和光電気を2年で辞め、アパレル業界の「VANヂャケット」に転職。配属先は花形の営業部だった。ところが、たった2日で異動を命じられてしまう。

「社内はアイビールックできめた社員が闊歩していましたけど、私の身なりは前職の技術屋そのままだったし、お辞儀の仕方も営業マンとしては頭の下げ方が足りないということで、『貞末君、この窓の向こうに倉庫が見えるだろ。あそこでしばらく修業してくれんか』と言われてしまった。倉庫番というのは当時、箸にも棒にも掛からない者が行く部署でした」

 この倉庫係を6年間つとめることになる。閑職に飛ばされたら、普通はヤル気を失うものだ。ところが、貞末は違った。「どうやって生き抜いていこうか」と、あくまで前向きだった。働いているうちに「もっと合理化できるのではないか」と思うようになったという。実際、倉庫業務は非効率だった。

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