消費税撤廃、無駄見直し…マレーシア首相の“有言実行力”

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「マレー半島の東海岸と西海岸の重要港湾などを結ぶ約690キロの東海岸鉄道は既に着工されていますが、マハティール首相は見直しを始めました。中国が進める『一帯一路』の主要事業で、事業費は550億リンギット(約1兆5100億円)です。中国ベッタリだったナジブ前政権が中国の融資を受けて進めてきた事業です」(前出の経済紙記者)

 マレーシアは、消費税をゼロにする一方、高速鉄道など大型事業を見直して、財政を健全化させようとしている。「中国ベッタリ」にもブレーキをかけている。

 マレーシアで起きていることを眺めた目で、日本を見ると――▼来年10月から消費税を10%に引き上げ(5・4兆円負担増)▼採算が疑問視されている総事業費9兆円(うち3兆円は政府の融資)のリニア事業は断固推進▼自民党安全保障調査会が防衛費をGDP1%(5兆円)から2%(10兆円)に引き上げを提案▼財政健全化は社会保障費カットで▼どんなにコケにされても「米国ベッタリ」を貫く――。目の前、真っ暗である。

 1981~2003年に首相を務めたマハティール氏は、日本などに学ぶ「ルックイースト(東方)政策」を掲げて経済発展に導いた。

 今度は日本が「ルックウエスト」する番ではないか。

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