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近藤大介
著者のコラム一覧
近藤大介「週刊現代」編集次長

1965年生まれ。埼玉県出身。東京大学卒業後、講談社入社。「フライデー」「週刊現代」「月刊現代」などで記者・編集者を務める。現在、「週刊現代」編集次長、明治大学国際日本学部講師(東アジア論)。2009年から2012年まで、講談社(北京)文化有限公司副総経理。「対中戦略」「日中『再』逆転」「中国模式の衝撃」「中国経済『1100兆円破綻』の衝撃」他、著書多数。

補助金で急成長 “2頭の馬”に迫る新興「寧徳時代」の快進撃

「中国経済は2頭の馬が牽引している」といわれる。アリババの馬雲(ジャック・マー=53)会長と、テンセントの馬化騰(ポニー・マー=46)CEOだ。だが、今年上半期はこの「2頭の馬」以上に中国で注目を集めた経営者がいる。曽毓群(ロビン・ゼン=50)。福建省で2011年に創業した寧徳時代(CATL)の会長である。

 寧徳時代とは何だか広告会社のようなネーミングだが、リチウムイオン電池メーカーである。昨年、創業わずか6年にして、パナソニックを抜いて世界一のリチウムイオン電池メーカーにのし上がったのだ。昨年の販売量は、寧徳時代が11.84ギガワット時、パナソニックが10ギガワット時、中国最大の電気自動車メーカーの比亜迪集団(BYD)が7.2ギガワット時である。

 中国の経済紙記者が語る。

「習近平政権は、世界でガソリン車の時代を終焉させ、電気自動車時代に様変わりさせることによって、21世紀の自動車産業の主導権を握ろうとしています。その電気自動車の生命線といえるのがリチウムイオン電池。これまでパナソニックの寡占状態が続いてきた市場を、寧徳時代やBYDなどに手厚い補助金を出すことによって、中国企業中心の市場に一変させようとしているのです」

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