北外相と立ち話も…河野外相の日朝会談打診は“メンツ立て”

公開日:

 河野太郎外相は3日夜、滞在中のシンガポールで北朝鮮の李容浩外相と短時間、立ち話をした。河野外相は日本人拉致問題を解決し、国交正常化を目指す日本の立場を伝え、日朝会談開催を打診したとみられるが、3日の時点で、北側の回答は得られなかったもようだ。

 9月にロシアのウラジオストクで開かれる「東方経済フォーラム」に金正恩委員長の参加が見込まれている。そこで、安倍首相との日朝会談が模索されているが、動機はヨコシマだ。

「金委員長がフォーラムに参加すれば、開催国のプーチン大統領のほか、訪問予定の中国の習近平国家主席、韓国の文在寅大統領と会談するでしょう。安倍首相だけ会談しないわけにいかないのです」(外務省担当記者) 首相の“メンツ立て”のための河野の会談提案を、北が無視するのも無理はない。

 共同通信によると、北当局者は、拉致問題解決を強く要求するだけで、北が求める植民地支配をめぐる「過去の清算」には一切取り組もうとしなかった安倍首相の姿勢を批判。「国内向けのアピールだけで、本当に拉致問題を解決する覚悟があるのか疑わしい」と語ったという。

 飛び込みで立ち話はできても、安倍首相のポーズ外交は、北にとっくに見抜かれている。日本国民もそろそろ気づいた方がいい。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    豊洲市場の事故現場は“血の海”だった…目撃者は顔面蒼白

  2. 2

    6億円&原監督のメッセージ…巨人「FA炭谷取り」真の狙い

  3. 3

    「人の税金で学校」麻生大臣また舌禍で安倍政権の公約破壊

  4. 4

    袴田吉彦と“アパ不倫”の真麻さん 新恋人との「結婚」激白

  5. 5

    鼻を突く生臭さ…豊洲市場の内外で漂い始めた「腐敗臭」

  6. 6

    原巨人ため息…“陰のMVP”天敵フランスアは広島であと5年

  7. 7

    元武富士ダンサーズ 大西裕貴子さんが明かす“CM撮影秘話”

  8. 8

    ネットに顔さらされた運転手はホリエモンを訴えられる?

  9. 9

    関根正裕×江上剛 総会屋事件対応した2人が語る今の銀行界

  10. 10

    FA丸は残留が本音か “契約年数”上積みなら広島に勝機あり

もっと見る