トランプ大統領が「検索結果を不正操作」とグーグルを批判
トランプ米大統領が今度はグーグルの検索サービスをツイッターで痛烈に批判した。
28日、「『トランプニュース』とグーグルで検索するとフェイクニュースのメディアの報道しか表示されない。つまり、グーグルは、ほとんどすべての私に関するニュースが悪いものだと不正に操作している。共和党や保守派、公平なメディアのものは排除されている。違法では?」とツイート。さらに「検索結果の96%が左翼のメディアのもので、良いニュースは隠されている」と主張したうえで、「これは非常に危険で、深刻な状況だ。対処する!」と書き込んだ。
その後、ホワイトハウスでも「グーグルは国民を食い物にしている。グーグル、ツイッター、フェイスブックは非常に問題のある領域に踏み込んでいる」と警告した。
27日夜、トランプ大統領寄りのFOXビジネスがグーグルを批判するコメンテーターの声を紹介しており、突然のグーグル批判は、トランプ大統領がこれを目にして影響を受けたとみられる。
これに対してグーグルは「政治アジェンダを設定するために検索が使われることはなく、検索結果に政治的な思想の偏りはない」とトランプ大統領の批判に真っ向から反論する声明を発表した。