近藤学
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近藤学早大理工総研招聘研究員

1961年生まれ。さくら総研主任研究員、衆議院議員政策秘書、民進党選挙対策部長などを歴任。

今後の政界と参院選の展望は?カギを握る無党派層4000万票

公開日: 更新日:

 さて、参院選はどうなるのか。無党派層は有権者の約4割、4000万票。恐ろしい票数だ。この人たちが動くかどうか、動いた場合にどの候補者や政党に投票するかがカギである。

 彼らがしらけている「昭和の選挙」を終わらせるには、時間がまったく足りない。

 ただ、「昭和の選挙」が多くの問題を抱えているということは多くの有権者に知っておいて欲しい。そうした視点で今後の2カ月間、政治を見てもらいたい。

 では政党はどう動けばよいか? そもそも私は、もはや2大政党を目指す時代ではないと思っている。戦後焼け野原の時、ほとんどの人が貧しかった。それから73年余が経ち、その間、高度成長、2度のオイルショック、バブル、バブル崩壊、超少子高齢化と、時代はどんどん変わってきた。

 人々の生活や価値観はものすごく多様化した。解決すべき政策課題の優先順位は地域ごとに違う。国会議員の関心事や立場もさまざまだ。であるならば、国会議員の集合体である政党を2つに大きく収斂させるというのは無理筋かもしれない。与野党とも、憲法や安保や原発などの重要政策に大きな違いがあるにもかかわらず、連立政権を組んだり、ひとつになろうとしている現在の姿が国民から理解されないのは当然という気がする。

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