自民“圧勝”に陰り…失速選挙区続出で前回割れ「51議席」も
「自公過半数の勢い」と伝えられる参院選で、野党の追い上げが止まらない。安倍首相は改選数66のうち「(自民単独で)60台を取りたい」と周囲にもらしているらしいが、そうは問屋が卸さない。自民敗北必至の4選挙区に加え、“失速”している選挙区がいくつもあるからだ。
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自民の獲得議席は、2013年参院選の65から、16年は56まで減らしたが、今回は、その56議席を割り込むとの分析が出ている。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏がこう言う。
「勝敗の行方は32ある1人区が握っています。年金をめぐる老後資金2000万円問題が浮上したことで、野党の追い上げを許しました。自民党は1人区で、最小でも7、最大で13候補が敗れると予想しています。1人区で13も落とすことになれば、前回の56議席を割り込むことも考えられます」
