姫田小夏
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姫田小夏ジャーナリスト

ひめだ・こなつ 上海財経大学公共経済管理学院・行政管理学修士(MPA)。中国ウオッチは25年超、うち約15年を上海で過ごす。中国、アジアを現地取材、日本でも各地を回りインバウンドがもたらす変化を追う。著書に「インバウンドの罠」(時事通信出版局)他。「ダイヤモンド・オンライン」などでコラムを連載中。アジア・ビズ・フォーラム主宰。

環境立国戦略どこへ 「無料のレジ袋」に驚く外国人観光客

公開日: 更新日:

 2000年代、第1次安倍政権がぶち上げた「環境立国戦略」は、今ではほとんど聞くことがない。レジ袋規制では、日本はアフリカより遅れている。漁業従事者が多いアフリカは、海洋プラスチックごみに対する意識が高く、55カ国のうち34カ国がレジ袋の使用を禁止しているという。

 タンザニアは今年6月に「レジ袋禁止令」を出し、輸出入、製造、販売、使用をできなくした。08年から使用を禁止するルワンダは「レジ袋汚染防止」の模範国家だ。

 死んだ奈良の鹿のお腹から出てきた大量のプラスチックごみ――今夏、世界がこのニュースに注目した。今年6月にはシンガポールのストレーツ・タイムズが、7月には英BBCニュースが報じた。

 原因は誤飲。鹿せんべいを好む鹿が、観光客が手にするレジ袋ごと奪い取ってしまうケースが多い。中には、「ポップコーンの残りなどをビニール袋ごと与えている」「観光客が捨てたレジ袋を鹿が食べる」など、急増する外国人観光客が原因だとする指摘もあるが、悪いのは外国人観光客ばかりではない。

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