姫田小夏
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姫田小夏ジャーナリスト

ひめだ・こなつ 上海財経大学公共経済管理学院・行政管理学修士(MPA)。中国ウオッチは25年超、うち約15年を上海で過ごす。中国、アジアを現地取材、日本でも各地を回りインバウンドがもたらす変化を追う。著書に「インバウンドの罠」(時事通信出版局)他。「ダイヤモンド・オンライン」などでコラムを連載中。アジア・ビズ・フォーラム主宰。

各国国内回帰も…復活の期待すらできない日本の製造業

公開日: 更新日:

 米中貿易摩擦の“恩恵”に浴している国やエリアがある。ベトナム、タイ、ミャンマーは工場用地の需要や投資が急増しているが、最も商機を得たのは台湾かもしれない。中国に進出した台湾企業がこぞって自国回帰しているのだ。

 台湾経済部は今年初頭に、大陸に進出した台湾企業を呼び戻す回帰政策を打ち出した。その結果、7月末までに98社がこれに呼応、投資累計金額は4973億台湾ドル(約1兆7300億円)に達した。

 回帰した台湾企業が立ち上げるのは、高度に自動化されたスマート工場。描いているのは、“ハイテク・アイランド化”した台湾が中心となって構築する新たなサプライチェーンだ。

 日本では、産業立地調査研究機関である「日本立地センター」の専門家が「一部国内に戻す企業があるが、潮流になるほどではない」と言うように、台湾のようなムーブメントは起きていない。

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