神戸大大学院教授木村幹氏 日韓関係はICJ提訴で諮ればいい

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 ――先が見えません。

 非常に新しく、非常に深刻な状況です。日韓は互いに言いたい放題で、何を議論しているか分からなくなっている。植民地問題が火を噴き続けているのは、日本人が謝らないからでも、韓国人が執念深いからでもない。韓国独立の瞬間に植民地支配の清算をきちんとできなかったからです。先の大戦で日本が敗れ、朝鮮半島は米ソの占領下に入り、南北に分離独立した。そして、日本と韓国は植民地支配に関わる問題を曖昧にしたまま今に至っている。その時代を生きた当事者は真剣に植民地問題の解決を目指しますが、当時を知らない世代は、好き勝手に言いがち。今の日韓関係がまさにそう。だから僕はICJに諮ればいいと思う。議論が整理されるし、少なくとも今よりは世論も静かになる。判決まで至らなくていいんです。負けそうになった方が下りますから。裁判は使いよう、ですよ。

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