著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

歴史観を持たない日本の軍人が愚かな侵略を行った

公開日: 更新日:
日中戦争。日本の侵略軍を攻撃する中国軍〈1937~45年ごろ、(C)Robert Hunt Library/Mary Evans/共同通信イメージズ〉

 中国国民党には、孫文亡きあと、3つの有力なグループがあった。これは孫文の秘書でもあった山田純三郎の書き残した原稿からの引用になるのだが、山田流の言い方によると「西山会議派」「改革派」「独裁派」である。西山会議は、国民党がコミンテルンの派遣員を受け入れたり、ソ連との関係を保つため… 

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