“裏街道一筋”だった森喜朗氏 誰が国際舞台に押し出したか

公開日: 更新日:

 この手法は今回の五輪組織委会長交代劇にも十分に発揮された。森は、不適切発言で在位が危うくなるや、自分の権力を守ってくれそうなサッカー界のドン・川淵に、極秘裏に後継を託した。

 ところが、よほどうれしかったのか、川淵が自ら談合を公開し、この陰謀は一巻の終わりとなった。

 日本の各界の実力者には、表通りを歩くボスもいれば、裏街道一筋でのし上がるタイプもいる。どちらかといえば、後者の方が多い。理念や計画を明確にして進むよりは裏取引、談合の人脈を利用する方がたやすい。昔の記事などで、森の人生を振り返る時、その流れがよくわかる。

 森は、小学校を越境入学でクリアするが、早大進学はラグビー関係のコネを利用して強引に突破した。その後、人情と利権と脅しで人脈を広げ、裏口から首相官邸に入ってしまった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出川哲朗は枕営業騒動で一番深手…“救いの手”はあるのか

  2. 2

    近藤春菜がレギュラー“ゼロ” 仕事激減に「2つの大誤算」が

  3. 3

    小室圭さん400万円で破談寸前に 初動ミスを招いたプライド

  4. 4

    だから宮迫博之は嫌われる ボートレース広告ギャラで悶着

  5. 5

    マリエ枕営業騒動 大物女優が明かした“情を通じた配役”の実態

  6. 6

    ローン3億6千万円…海老蔵は麻央さんと思い出の豪邸売却へ

  7. 7

    1万ドル拾った米国男性が落とし主から受け取った謝礼は…

  8. 8

    G丸が補欠危機 熾烈な外野手争いと打率低迷で安泰にあらず

  9. 9

    二階発言が口火になるか…外堀が埋まりつつある“五輪中止”

  10. 10

    「バッハさん東京に来ないで!」小池知事が白旗を上げる日

もっと見る