溝口敦 — 著者のコラム一覧

溝口敦ノンフィクション作家、ジャーナリスト

１９４２年７月５日生まれ。早大政経卒　徳間書店、博報堂勤務を経て、フリージャーリストに。暴力団や闇の世界に深く食い込んだド迫力ルポには定評がある。『食肉の帝王』で第２５回講談社ノンフィクション賞受賞、日本ジャーナリスト会議賞受賞。『暴力団』（２０１１年）がベストセラーに。

溝口敦の「斬り込み時評」

暴力団衰退の要因を野放しにしてきた六代目山口組の高山若頭

公開日：2021/05/11 06:00　更新日：2021/05/11 06:00

高山清司若頭は、まれに見る凄腕の能史とされるが…（Ｃ）日刊ゲンダイ

　４月末、警察庁がまとめた数字によると、昨年末の暴力団構成員と準構成員の人数は２万５９００人。前年比２３００人減で、１６年連続の減少という。

　日本の芸能人の数はタレント名鑑登録数で約１万１０００人、タレントデータバンク登録数で約２万４０００人というから、ヤクザ、暴力団は今…

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