溝口敦
著者のコラム一覧
溝口敦ノンフィクション作家、ジャーナリスト

1942年7月5日生まれ。早大政経卒 徳間書店、博報堂勤務を経て、フリージャーリストに。暴力団や闇の世界に深く食い込んだド迫力ルポには定評がある。『食肉の帝王』で第25回講談社ノンフィクション賞受賞、日本ジャーナリスト会議賞受賞。『暴力団』(2011年)がベストセラーに。

6代目山口組・高山若頭の「特定抗争」を仕掛ける辣腕ぶり

公開日: 更新日:

 山口組の分裂抗争で注目されるのは6代目山口組・高山清司若頭のコントロール下に行われる激烈な神戸山口組攻撃だが、もうひとつ謀略工作で見せる高山若頭の辣腕も忘れるべきではない。

 その一端は、たとえば國粹会の山口組傘下組み入れや住吉会系小林会幹部射殺事件での素早い和解、後藤忠政組長ら山口組直系組長たちの処分と組外追放など、これまでも随所に見ることができる。

 高山若頭が現在狙っているターゲットは大きく九州と東京のようだ。

 九州については昨年10月、高山若頭は福岡に飛び、福岡拘置所で工藤會総裁・野村悟被告と面談した。これは九州四社会に加盟する工藤會に、とりあえず食い込もうとした最初の一石とみられている。

 工藤會は後に高山若頭のこうした意図に気づき、両者を面談に引き入れた工藤會幹部を降格したという。道仁会も九州の四社会に加盟するが、ここも最近、四社会の同意を取り付けた上、住吉会と兄弟会を血縁している。前回すでにお伝えしたが、山口組から組織を防衛しようとの思いからである。

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