内閣支持率アップで「外交の岸田」に自信…G7広島サミット直後の6月会期末に解散か
最近、岸田首相がやたらと元気だという。これまで“低め安定”と揶揄されてきた内閣支持率が、3月に入って軒並み上昇に転じているせいだ。
共同通信(3月11~13日実施)や朝日新聞(3月18、19日実施)の3月調査はおよそ5ポイント、毎日新聞(3月18、19日実施)では7ポイントも前回調査から支持率が上がった。
日経新聞とテレビ東京が24~26日に実施した世論調査でも、内閣支持率が48%と、2月の前回調査から5ポイント上昇。内閣を「支持しない」と答えた割合は44%で、7カ月ぶりに支持率が上回った。また、岸田首相のウクライナ訪問を「評価する」という回答が71%で、「評価しない」の20%を大きく上回った。
「総理はウクライナ訪問後の世論調査を気にしていたので、この結果に上機嫌です。ウクライナ訪問や、銀座でオムライスを食べた日韓首脳会談が評価されたと考え、『やっぱり“外交の岸田”だろ』と、すっかり自信を深めている。5月のG7広島サミットで議長を務めれば、ますます支持率が上がると考えているようです。サミット直後の解散・総選挙が視野に入ってきました」(官邸関係者)