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高野孟ジャーナリスト

1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。

大臣が法の裏をかくような「法匪」の輩では国は滅びる

公開日: 更新日:
清和政策研究会パーティーでの安倍元首相(2022年5月撮影)/(C)日刊ゲンダイ

 今回は、高校生に戻ったのかと言われてしまうかもしれない「青臭い」話をさせていただく。

 民主政治の根幹は言うまでもなく「法の支配」である。マックス・ウェーバーの言う「合法的支配」とは、支配する側が秩序を設定しそれに国民を従わせようとする時に、その要求や命令はあくまでも法に…

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