著者のコラム一覧
ラサール石井参議院議員

1955年生まれ。大阪市出身。渡辺正行、小宮孝泰と結成したお笑いトリオ「コント赤信号」で人気に。声優、俳優、司会者、脚本家、演出家、コラムニストとして活躍。第23回読売演劇大賞優秀演出家賞受賞。2025年、参院選に社民党から立候補し当選。副党首に就任。

自民党の裏金問題とそれを使った選挙戦…批判されるべきは与党の「昭和の国会運営」だ

公開日: 更新日:

 2024年度予算案が、異例の土曜日の集中審議を経て2日に衆院を通過した。

 予算案は衆院から参院送付後30日を経過すれば自然成立する憲法の規定がある。政府・与党は年度内成立が確実になる2日までに衆院を通過させることにこだわっていた。

 その理由を与党は「早期能登半島復興のため」と言って国民感情を味方につけようとするが、それは建前で、予算の自然成立が決まっていれば、参院での野党の裏金への厳しい追及も、のらりくらりとかわして時間稼ぎすればいいからと考えているのではないか。

 そもそも迅速な支援と言うなら地震が起きてすぐに補正予算を組めばよかった。実際過去の大地震ではそうしてきた。しかし野党が求めても岸田政権は拒否したのである。しかも今回の予算は予備費であり、これは何に使っても良い金で、確実に被災地に使われるとは限らない。最近はどうもこの予備費に味をしめているふしがある。

 だいたい自民党の裏金問題で審議が遅れ、政倫審を公開するかで揉めた。議論が足りないのは与党の責任ではないか。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 政治のアクセスランキング

  1. 1

    やっぱりか? 自民・村井国対委員長が高市首相「国会逃避作戦」画策…予算委出席「原則不要」案をリポスト

  2. 2

    高市首相の日米首脳会談「蜜月アピール」は突っ込みどころ満載…トランプ大統領は「心ここにあらず」

  3. 3

    トランプ大統領がハシゴ外し! 高市首相“押しかけ外交”の赤っ恥…「中国は大戦時の同盟国」発言で面目丸潰れ

  4. 4

    維新から入閣の中司宏新大臣に案の定「裏金疑惑」…高市内閣は支持率20ポイント暴落もある

  5. 5

    裏金、圧力、違法動画…「維新」閣内入り早々スキャンダル連発、高市政権を襲う“疑惑の三重苦”

  1. 6

    予算10倍超要求の内閣広報室に批判殺到、大物声優からも異論! それでも“強気の姿勢”に広がる波紋

  2. 7

    トランプ大統領が中国・習近平国家主席を異例の厚遇…高市首相の「ホステス外交」は「おっさんずラブ外交」に完敗

  3. 8

    “高市アゲ”に血税352億円「政府広報」予算膨張の不吉…「内閣広報官」またやらかした!

  4. 9

    消えないアベノミクスの亡霊…城内実経財相が強弁「リフレ政策終了」は単なる言い逃れ

  5. 10

    下品な「カネをくれてやるセレモニー」 予算編成権を武器に自民の“集票マシン”を取り込んだ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    DeNA構想外の藤浪晋太郎を拾いそうな「意外な2球団」 “瀕死の剛腕”にはこれだけの魅力

  2. 2

    水前寺清子(4)気をつけていることといったら、「自分の心と違うことは言わない」ぐらいかな

  3. 3

    伊原陵人の女性トラブル報道と関係が? 阪神の若手有望株を巡る“不可解な塩漬け”

  4. 4

    DeNA藤浪晋太郎はたった1勝なのになぜ? 年俸「5000万→8000万円」大幅増のタネ明かし

  5. 5

    トランプ大統領がハシゴ外し! 高市首相“押しかけ外交”の赤っ恥…「中国は大戦時の同盟国」発言で面目丸潰れ

  1. 6

    藤島ジュリー景子氏「復権の宴」と、「死ぬほど悔しい」と今もむせび泣くジャニー喜多川氏性加害被害者の肉声

  2. 7

    『ペイパーバック・ライター』60年前の日本との実力差を感じる凝った機材セッティング

  3. 8

    錦野旦さん(1)勝新太郎さんに言われた「まねぶ」、ゴルフでもそれが大事だと思っています

  4. 9

    デカすぎた“ゾンビたばこショック”の余波…広島は左右エース&4番がそろってFA流出危機

  5. 10

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ