村上総務相が「県庁いらない」の大放言!四半世紀前からの懸案を放置していたのにどの口が?

公開日: 更新日:

「今の国、県、市町村というシステムが構成できるかどうか、非常に危惧している」

 村上誠一郎総務相(72)が13日の衆院総務委員会で放った発言が話題となっている。

 総務省は2024年11月に「持続可能な地方行財政のあり方に関する研究会」を発足。23年時点の推計で、日本の人口は約1.2億人(20年)から約1億人(50年)に減少する見込みであることを踏まえ、どのような形で行政サービスの継続が可能なのかについての議論をスタートさせた。同委ではこの人口減少問題に関する質問があり、答弁に立った村上氏は「あくまで個人的見解でお許しください」と前置きした上で、こう持論を展開した。

「私が考えていますのは(人口)1億2000万が5000万から6000万になったら、1700以上の市町村の構成が難しいと考えています」「極端なことを言わせてもらうと、県庁も私は要らないし、道州制も意味がないと私自身は考えています」

 そして、「全国で300から400の市で済むと思います」とも言い、国と直接やりとりする仕組みが望ましいとの考えも示した。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 政治のアクセスランキング

  1. 1

    衝撃の新事実!「公文書に佐川氏のメールはない」と財務省が赤木雅子さんに説明

  2. 2

    衆院定数削減「1割」で自維合意のデタラメ…支持率“独り負け”で焦る維新は政局ごっこに躍起

  3. 3

    「おこめ券」に続き“やってる感”丸出し…鈴木農相がひっそり進めるもう一つの肝いり政策

  4. 4

    高市首相が漫画セリフ引用し《いいから黙って全部俺に投資しろ!》 金融会合での“進撃のサナエ”に海外ドン引き

  5. 5

    【伊東市長選告示ルポ】田久保前市長の第一声は異様な開き直り…“学歴詐称”「高卒なので」と直視せず

  1. 6

    全面切り替えでトラブル続き混乱拡大…それでも厚労省「マイナ保険証メリット周知」の笑止

  2. 7

    規制強化は待ったなし!政治家個人の「第2の財布」政党支部への企業献金は自民が9割、24億円超の仰天

  3. 8

    佐川氏のメールが残っていない重大事実…片山財務相まるで他人事「こういうことが起きると誰も思ってなかった」

  4. 9

    衆院定数削減の効果はせいぜい50億円…「そんなことより」自民党の内部留保210億円の衝撃!

  5. 10

    東京3、大阪2…定数削減「試算」に自民党内は大モメ!「10増10減」仕切った森山裕前幹事長も苦言呈す

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一の先行きはさらに険しくなった…「答え合わせ」連呼会見後、STARTO社がTOKIOとの年内契約終了発表

  2. 2

    大谷翔平も目を丸くした超豪華キャンプ施設の全貌…村上、岡本、今井にブルージェイズ入りのススメ

  3. 3

    100均のブロッコリーキーチャームが完売 「ラウール売れ」の愛らしさと審美眼

  4. 4

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  5. 5

    日本語ロックボーカルを力ずくで確立した功績はもっと語られるべき

  1. 6

    都玲華プロと“30歳差禁断愛”石井忍コーチの素性と評判…「2人の交際は有名」の証言も

  2. 7

    規制強化は待ったなし!政治家個人の「第2の財布」政党支部への企業献金は自民が9割、24億円超の仰天

  3. 8

    【伊東市長選告示ルポ】田久保前市長の第一声は異様な開き直り…“学歴詐称”「高卒なので」と直視せず

  4. 9

    AKB48が紅白で復活!“神7”不動人気の裏で気になる「まゆゆ」の行方…体調は回復したのか?

  5. 10

    ラウールが通う“試験ナシ”でも超ハイレベルな早稲田大の人間科学部eスクールとは?