石破首相の“政治とカネ”で一気に政局?「10万円商品券」配布で再露呈…世間とズレまくる自民党の金銭感覚と悪しき体質

公開日: 更新日:
グラグラ…(C)共同通信社

「報道されていることが事実なら、石破総理はなかなか厳しい。報道が事実なら、政治資金規正法違反の可能性が高い」(国民民主党の玉木雄一郎代表)

「一種の買収と受け止められても仕方ない」(日本維新の会の前原誠司共同代表)

 このまま一気に「政局」へとなだれ込むのか。予算成立とともに退陣に追い込まれた1989年4月の竹下内閣を彷彿とさせる。そんな衝撃的な事実が突然、浮上した。石破茂首相(67)が3月3日に公邸で当選1回の自民党衆院議員15人と会食した際、事前に一人当たり10万円相当の商品券を渡していた問題の事だ。

 政治資金規正法は個人が政治家に金銭などを寄付することを禁止しており、13日深夜、首相公邸で記者団の取材に応じた石破首相は「政治活動に関する寄付ではなく、(政治資金)規正法上の問題はない。公職選挙法にも抵触しない」と強調。「心配をかけていることは大変申し訳ない」などと陳謝した……。
 

この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。

(残り1,596文字/全文2,002文字)

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    長瀬智也が国分太一の会見めぐりSNSに“意味深”投稿連発…芸能界への未練と役者復帰の“匂わせ”

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  1. 6

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 7

    立花孝志容疑者を追送検した兵庫県警の本気度 被害者ドンマッツ氏が振り返る「私人逮捕」の一部始終

  3. 8

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  4. 9

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  5. 10

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…