自民旧安倍派「歩くヘイト」杉田水脈氏は参院選落選危機…なりふり構わぬ超ドブ板選挙を展開中
■日刊ゲンダイにまでオートコール
公示日の3日午後5時過ぎ、日刊ゲンダイ記者のスマホが鳴った。画面には「050」で始まる見知らぬ番号。応答すると、電話の向こうの女性が熱っぽくこう語りかけてきた。
「どうか2枚目の白い投票用紙には『杉田水脈』とご記入ください。私は子どもたちの未来、ニッポンの誇り、そして家族の絆を守るために、誰よりも正直に声を上げてきました。時に批判を浴びても、誰かが真実を語らなければニッポンは変われません。杉田水脈には組織票はありません」
投票を依頼するオートコールだ。それから30分後、職場の固定電話が鳴ったので受話器を取ると、またしても同じ内容の音声が流れた。杉田氏とは数年前に名刺交換したことがある。
「大型選挙でオートコールを活用するケースは珍しくないですが、たいていは資金力のある党本部や都道府県連などが依頼する。その際、業者に手持ちの名簿を渡すことはあるものの、メディア関係の連絡先まで出すのは聞いたことがない。おそらく杉田陣営はありったけの名簿を出したのでしょう」(永田町関係者)
選挙戦は残り8日。あなたのスマホにも「水脈電」が入るかもしれない。
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