三者面談や授業中に「ブス」「ブサイク」と暴言…大阪府立高保体教師“人格否定セクハラ発言”の数々
「女子生徒はいちいち言い返すこともなく、教諭の暴言を聞き流していたそうです。誹謗中傷はこの女子生徒だけに向けられ、見るに見かねた他の生徒が親に報告。学校に『こんなひどい発言をする先生がいる』と抗議の連絡があった。女子生徒自身も以前から保護者に相談し、『なんでこんなこと言われなアカンの』と不快感を示していたようですが、直接、教諭に抗議することはなかった。女子生徒は暴言を浴びせられても学校を休まず、登校を続けています」(前出の担当者)
教諭は職務規定に従い「減給1カ月の処分」となったが、府民からは「処分が軽過ぎるのではないか」との意見が多数寄せられている。教諭には今後、資質向上の研修を受講させる方針だという。
教諭は聞き取り調査に対し「コミュニケーションの一環だった。冗談のつもりだった」とした上で、指導と言いつつ、ハンドボールや持久走の際、不適切な発言をしたことについて「感情的な部分があった」と話している。
実はこの暴言教諭、別の女子生徒にもセクハラまがいの発言をしていた。ハンドボールの試合中、ゴールキーパーをしていた背の高い女子生徒に対して、本人と他の生徒に聞こえる大声で「デカいから、相手チームがかわいそうやな」「足長くて細いからいいなあ。今の時代、こう言ったらセクハラやなぁ」と放言。頭髪指導にあたった際には、女子生徒に「髪の毛巻いてるから今日、デートやろ」と言って、ニヤついていた。
教諭は指摘を受け、はじめて不適切な発言だったと理解したというから、呆れるしかない。生徒たちもこんなトンデモ教諭の授業は、受けたくないだろう。