とっくにオワコンの自民党…両院議員総会という「石破おろし茶番劇」
従来の枠から踏み出せない石破首相の限界

くすぶる石破おろしの党内不和、続投に意欲満々の首相だが、コップの中の嵐に国民は辟易だ。一部に石破応援の世論もあるが、核兵器禁止条約にも踏み込めない腰砕けを見れば、口先きれいごと首相である。清新な若手も皆無で、グダグダやっても消滅必至、オワコン政党のセレモニー。
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さて、「石破おろし」の決定打となるのだろうか──。8日午後2時半から、自民党は両院議員総会を開く。議題は「参院選の総括と今後の党運営について」である。
先月28日に開かれた「両院議員懇談会」は、予定を2時間以上超える4時間半にわたって、64人が発言。「けじめが必要」「総裁選をすべき」など、石破首相(党総裁)や執行部の責任論が噴出したが、あくまで「懇談会」は意見交換の場にすぎない。
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