シリーズ「第2次世界大戦と原爆」(39)自分たちの研究姿勢は変えない──荒勝文策研究室の抵抗

では京都帝大の荒勝文策研究室はどのような状態になったのか。
海軍艦政本部は当初は「研究だけでいい、製造開発などまでは必要でない」との態度であった。しかしサイパン陥落の要因にもなった「あ号作戦」の失敗以降、連合艦隊の力も一気に衰えたこともあり、本部長の谷村豊太郎中将が直々…
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