田久保市長はそれでも“出直し選挙”に出るのか? 伊東市議選は事実上の敗退、もはや八方塞がり

公開日: 更新日:

 当の田久保市長は20日、市役所で取材に応じ「勝った負けたというより、市政が前に進むためにいい機会になったと考えています」と開き直った。さらに、失職した場合の市長選について「もう一度チャレンジしてくれ、と言ってくれる方々がいれば」と出馬に前向きな姿勢を示した。

 とはいえ、もはや八方塞がりの状況だ。

 市議選での田久保派候補4人の得票を合計しても、約3000票にとどまる。今年5月の市長選で、田久保市長が集めた1万4684票には遠く及ばない。再選した市議の一人は「まだ市長選に出るつもりなのか」と、こう続ける。

「今回の市議選は、田久保市長にとって惨敗もいいところ。出直し市長選に出てもかなり厳しい戦いなのは間違いなく、普通なら出馬という選択肢はありえません。しかし、田久保市長は見ての通り、周りが見えなくなる性格。『何が何でも出る』と、出馬に踏み切るかもしれない。いまのところ、立候補する可能性は半々くらいでしょうか」

 悪あがきは、まだまだ続く……。

  ◇  ◇  ◇

 田久保真紀・伊東市長をめぐる騒動は【もっと読む】【さらに読む】で詳しく報じている。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ソフトバンクに激震!メジャー再挑戦狙うFA有原航平を「巨人が獲得に乗り出す」の怪情報

  2. 2

    山崎まさよし、新しい学校のリーダーズ…“公演ドタキャン”が続く背景に「世間の目」の変化

  3. 3

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  4. 4

    草間リチャード敬太“全裸騒動”にくすぶる「ハメられた」説…「狙った位置から撮影」「通報が早い」と疑問視する意見広がる

  5. 5

    維新の「議員定数1割削減」に潜む欺瞞…連立入りの絶対条件は“焼け太り”狙った露骨な党利党略

  1. 6

    山崎まさよし公演ドタキャンで猛批判 それでもまだ“沢田研二の域”には達していない

  2. 7

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  3. 8

    「これが寝るってことだ」と感激…女優の岡崎友紀さん変形性股関節症との苦闘

  4. 9

    クマが各地で大暴れ、旅ロケ番組がてんてこ舞い…「ポツンと一軒家」も現場はピリピリ

  5. 10

    公然わいせつ容疑で逮捕→釈放も“連帯責任”…Aぇ! group草間リチャード敬太の芸能界復帰はイバラの道