田久保市長はそれでも“出直し選挙”に出るのか? 伊東市議選は事実上の敗退、もはや八方塞がり

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 当の田久保市長は20日、市役所で取材に応じ「勝った負けたというより、市政が前に進むためにいい機会になったと考えています」と開き直った。さらに、失職した場合の市長選について「もう一度チャレンジしてくれ、と言ってくれる方々がいれば」と出馬に前向きな姿勢を示した。

 とはいえ、もはや八方塞がりの状況だ。

 市議選での田久保派候補4人の得票を合計しても、約3000票にとどまる。今年5月の市長選で、田久保市長が集めた1万4684票には遠く及ばない。再選した市議の一人は「まだ市長選に出るつもりなのか」と、こう続ける。

「今回の市議選は、田久保市長にとって惨敗もいいところ。出直し市長選に出てもかなり厳しい戦いなのは間違いなく、普通なら出馬という選択肢はありえません。しかし、田久保市長は見ての通り、周りが見えなくなる性格。『何が何でも出る』と、出馬に踏み切るかもしれない。いまのところ、立候補する可能性は半々くらいでしょうか」

 悪あがきは、まだまだ続く……。

  ◇  ◇  ◇

 田久保真紀・伊東市長をめぐる騒動は【もっと読む】【さらに読む】で詳しく報じている。

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