学歴詐称市長の最終目的は450万円のカネ? 観光客もふるさと納税も失う伊東市民の哀れ
静岡県伊東市は今や日本一有名な町になった。
だが、離れていった観光客は戻ってこない。駅前はシャッター通りになったままだ。
「地元の小学生の間で『タクボる』という言葉が流行っています。“嘘をつく”という意味で『お前、タクボったな~』などと使うよう。市長の居直りは子どもたちにとっても悪影響でしかない」(伊東市民=週刊文春電子版9月7日)
影響は昨年度に約6億5000万円を集めた「ふるさと納税」にまで及んでいるという。
「電話やメールで『去年までふるさと納税で伊東市に寄付していたが、今年はやめる』という厳しい声が届いている」(伊東市企画課=同)
短期間でこれほど“悪名高い”町にしたのは、5月に市長になったばかりの田久保真紀(55)の“しょうもないスキャンダル”だった。
田久保は、市の広報誌に学歴を「東洋大学法学部卒業」としていたが、中退どころか除籍だったことがバレてしまったのだ。