防衛費またも“使い残し”今年度は1172億円…それでも補正予算で前倒し増額の愚

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「これは危ない。ただでさえ年間予算で1000億円以上残るのに、これから補正予算で何千億円も積んでも、12月から来年3月までの4カ月間で全部使いきれません。毎月20万円で生活していた人が突然宝くじに当たって、今月から100万円で生活してくださいと使ったことのない額を渡されても、使いきれないでしょう。むちゃな話です。『増額ありき』が間違い。本来は、どこにどれだけ使うか積算してから金額が決まるものです」(半田滋氏)

 加えて違和感があるのが、防衛費増額が「総合経済対策」の中に盛り込まれていること。「防衛力の強化」は経済対策なのか?

高市政権が防衛費と経済対策を結び付けようとしているわけです。つまり、防衛産業を日本の基幹産業に育てるということ。自民と維新の連立合意では、国営工廠まで造ろうという話になっている。国営になったら民間と違って損得の判断がなくなるので、政府が必要だと判断したら、全部造るということになる」(半田滋氏)

 このままでは湯水のように税金が防衛費につぎ込まれる。国民はしっかりチェックしないと、まさに「国家栄えて、民滅ぶ」だ。

  ◇  ◇  ◇

 高市政権のデタラメ経済対策については、関連記事【もっと読む】【さらに読む】などで詳しく報じている。

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