愚策の極み「おこめ券」配布しない自治体が続出…使用期限付き「臨時券」案まで飛び出す泥縄ぶり

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 大臣のメンツがそんなに大事なのか。自治体はますますウンザリだろう。

 経済対策の財源となる補正予算案が今国会で成立しても、おこめ券を住民に配布できるのは早くて来年3月ごろ。きのうは向こう3カ月のコメ価格見通しについて、米穀安定供給確保支援機構が「指数下落」と発表し、先安観が強まっている。食料品全体の高騰は来年以降も続く予想。もらうなら、コメだけじゃなく、何でも買える商品券や現金の方がうれしい。

「これだけおこめ券の評判が悪いと、『配らない宣言』をした方がむしろ住民から支持されるのではないか。交野市長、箕面市長に続く首長がまだ出てきそうです」(前出の自治体関係者)

 使用期限付きのおこめ券を新たに印刷するのもアホすぎる。こういうのを「泥縄」って言うんじゃないか。

  ◇  ◇  ◇

「おこめ券」をはじめ、コメ高騰対策に右往左往する政権のグダグダぶりについては、関連記事【もっと読む】【さらに読む】などでも詳しく報じている。

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