強運か悪運か…棚ボタ比例復活でまた延命「ザ・ゾンビ議員」の顔ぶれ
高市首相が信任を求めた真冬の総選挙で自民党はバカ勝ちし、比例代表の得票数は2103万票に達した。1996年に小選挙区比例代表並立制が導入されて以降、2005年の郵政選挙でかき集めた2589万票に次ぐ高水準で、得票率も歴代2位の36.7%だった。
結果、自民は比例名簿に登載した候補者が不足。計14議席を他党に譲る事態になった。この取りこぼしがなければ、高市自民は単独で330議席を獲得し、衆院の7割超を占める超巨大与党になるところだった。ゾゾゾである。法大大学院教授の白鳥浩氏(現代政治分析)はこう言う。
「『高市旋風』どころか、『高市無双』。もっとも、有権者がここまで激烈な自民党勝利を望んでいたかどうか。小選挙区制はさじ加減が利かない。旧民主党が308議席を獲得して政権交代した09年選挙もそうでしたが、熱狂の渦を生み出した政党が票をかっさらっていく。選挙制度が民意を反映しきれていないのは明白で、見直し議論を本格化すべきです」
時代に合わない選挙制度、そして高市自民の誤算により、6議席は中道改革連合へ。日本維新の会、国民民主党、チームみらいに各2議席、れいわ新選組と参政党に1議席ずつ割り振られた。


















