玉木・国民民主はなぜ壊滅した「中道」票を取り込めなかったのか
もちろん、そんな軽口が通用するわけはない。国民民主が公示前から1議席増えたといっても自民党の比例候補が不足し、2議席は惜敗おこぼれにあずかっただけで実質は1議席減である。当初は「目標51議席以上、比例で900万票」としていたが、フタを開ければ昨年の参院選より210万票も減らし、80人近くの候補が討ち死にしてしまった。
「負けを認めると少なくとも幹事長の責任問題になる。違和感があろうと、勝った勝ったと大ハシャギする姿を見せるしかないのでしょう」(前出の記者)
各種の出口調査が示すとおり、無党派層や現役世代の多くが国民民主から離れ、高市自民や参政、みらいに流れたのは、旧立憲民主と同じ古びた体質を嗅ぎ取ったからなのかもしれない。
選挙期間中、ネット上では国民民主の政策に批判的な個人ポストを公設サイトで晒し者にして人権侵害が糾弾され、これを主導したコミュニケーション統括本部長の伊藤孝恵参院議員が謝罪に追い込まれている。一時、国民民主はネット戦略が功を奏して飛ぶ鳥を落とす勢いだったが、それも色あせてきたということか。早く若くて斬新な“党の顔”をつくらないと、転げ落ちるのは早いかもしれない。 (特命記者X)




















