プーチン大統領が“焼け太り”…中東情勢ドロ沼で米トランプ大統領に頼られ、ロシアの経済制裁緩和へシメシメ

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 そうした中、米ロ首脳は1時間ほど会談。トランプ大統領は「良い話し合いだった」と強調し、作戦について「彼は非常に感心していた」と自慢。プーチン大統領から協力意向が示され、「〈ウクライナとの戦争を終結させることで、もっと協力できる〉と伝えた」と胸を張っていたが、仲介の見返りにプーチン大統領が喉から手が出るほど欲する経済制裁の緩和を協議した可能性がある。エネルギー供給の安定と裏表だからだ。

「原油の流通停滞はアジアのみならず、欧州にも影響を及ぼしています。プーチン氏の狙いはウクライナ問題で断たれた欧州向けの石油や天然ガスの輸出再開。ロシア産原油は1バレル=50ドル程度が相場ですが、中国やインドは買い叩き、2割ほど安く仕入れている。ロシアの経済成長には80ドルまで上昇させる必要があり、エネルギー取引の正常化は重要な課題なのです。一歩も引かないイランは孤立を深め、NATO(北大西洋条約機構)加盟国のトルコにまで弾道ミサイルを発射した。戦線が欧州に拡大しかねないタイミングでトランプ氏が頼ってきたのですから、シメシメです。トランプ氏が相手なら、経済環境を4年前の状態に戻し、ウクライナも思い通り運べるとほくそ笑んでいることでしょう」(筑波大名誉教授・中村逸郎氏=ロシア政治)

 救いがない展開だ。

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