著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

「ミシガンのマムダニ」が民主党上院予備選に勝利 「急進左派では本選で勝てない」という常識を覆すか

公開日: 更新日:

共和党はエルサイード候補の名前を強調、イスラム嫌悪あおる動画でも攻撃

 本選で懸念されるのは、イスラエルへの軍事支援停止を強く求める姿勢だ。

 アメリカの長年のイスラエル支援を後押ししてきたのは、AIPAC(エイパック=アメリカ・イスラエル公共問題委員会)などの親イスラエル団体だ。ガザでの戦争後、イスラエル批判が強まる中、その巨額の選挙支援も民主党内の分断の要因になっている。

 エルサイード候補は、AIPAC系団体からの対抗馬スティーブンス候補への巨額の支援を批判し、主要争点にした。これに対し、「反ユダヤ的」と非難されており、本選でも尾を引く可能性が高い。

 その一方で共和党は、エルサイード候補の名前を強調し、イスラム嫌悪をあおる動画でも攻撃している。

 しかし、「中道だから勝てる」という従来の発想が、もう時代遅れだとの声もある。トランプ氏も2016年の予備選では、過激すぎて本選では勝ちにくいとみられていた。ところが実際には、従来の予測が見落とした有権者を動員し、大統領になった。

 必要なのは、人をエキサイトさせ投票所に向かわせる候補ではないか。その主張が正しかったか、答えは11月3日の本選に出る。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    萩本欽一〈46〉斉藤清六が泣きながら持ってきた1000万円、追い返そうと思って貯金額を聞いたら驚いた

  2. 2

    小林旭さん87歳「元気の秘訣? 食いたいときに食って、寝たいときに寝て」

  3. 3

    「恫喝暴行&中絶強要」報道のソフトバンク村上泰斗(19) 素質だけなら山本由伸クラスだったのに…

  4. 4

    水前寺清子(3)「今でも、小国では寝ながら歌った話が語り継がれているそうです」

  5. 5

    山川穂高が「4.5億円の置物」に…ソフトバンクが頭を痛める“引き取り手”の付かない厳しい現実

  1. 6

    阪神・梅野隆太郎に「衰えを強いる」藤川監督の起用法…生え抜き正捕手から不遇際立つ

  2. 7

    ソフトバンク3連覇でも“札束攻勢”止まらず…今オフ仕掛ける「補強リスト」仰天の中身

  3. 8

    伊原陵人の女性トラブル報道と関係が? 阪神の若手有望株を巡る“不可解な塩漬け”

  4. 9

    中森明菜が完全復活 結果的に長期休養がその価値を上げたが、応えられるだけの資質を持っていた

  5. 10

    芸能人の「植毛・ズラ事情」教えます 小倉智昭さんは4種類使い分けていた