「ミシガンのマムダニ」が民主党上院予備選に勝利 「急進左派では本選で勝てない」という常識を覆すか
共和党はエルサイード候補の名前を強調、イスラム嫌悪あおる動画でも攻撃
本選で懸念されるのは、イスラエルへの軍事支援停止を強く求める姿勢だ。
アメリカの長年のイスラエル支援を後押ししてきたのは、AIPAC(エイパック=アメリカ・イスラエル公共問題委員会)などの親イスラエル団体だ。ガザでの戦争後、イスラエル批判が強まる中、その巨額の選挙支援も民主党内の分断の要因になっている。
エルサイード候補は、AIPAC系団体からの対抗馬スティーブンス候補への巨額の支援を批判し、主要争点にした。これに対し、「反ユダヤ的」と非難されており、本選でも尾を引く可能性が高い。
その一方で共和党は、エルサイード候補の名前を強調し、イスラム嫌悪をあおる動画でも攻撃している。
しかし、「中道だから勝てる」という従来の発想が、もう時代遅れだとの声もある。トランプ氏も2016年の予備選では、過激すぎて本選では勝ちにくいとみられていた。ところが実際には、従来の予測が見落とした有権者を動員し、大統領になった。
必要なのは、人をエキサイトさせ投票所に向かわせる候補ではないか。その主張が正しかったか、答えは11月3日の本選に出る。



















