著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

シリーズ 保阪メモ「昭和史余話」(66)国際都市上海の租界地での情報工作

公開日: 更新日:
GHQ参謀二部のチャールズ・ウィロビー部長(C)共同通信社

 ゾルゲ事件を、全く別な視点から見ていくことにしよう。ゾルゲ事件に関わった人物の交わりは、上海に端を発する人脈と東京を拠点とする人脈に分かれる。ゾルゲと尾崎秀実の出会い、さらにはこの2人をつないだ「場」としての上海は国際都市であった。しかし、そこには米、英、日の共同租界と仏が持つ… 

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