松井秀喜は高知のスナックで尾崎豊の「I LOVE YOU」を熱唱 その腕前はかなり…
河村健一郎氏の「イチローと巨人と私」」(第10回=2010年)を再公開
巨人の新監督に就任した松井秀喜(52)。「ゴジラ」は、どんな指揮官になるのか。その手がかりは、現役時代に見せた野球への姿勢や、人との向き合い方にもある。日刊ゲンダイの過去の連載から、球界OBや関係者が語ったエピソードを再公開。新監督の素顔と人柄に改めて迫る(本文中の年齢、肩書などは掲載当時のまま)。
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王貞治、野村克也、門田博光……現役時代からさまざまなホームランバッターを見てきたが、打球の速さ、スタンドに届くまでの時間の短さで群を抜いていたのは巨人時代の松井秀喜(現エンゼルス)だった。
中でもわたしが巨人の一軍打撃コーチだった97年、広島市民球場で放った場外本塁打には仰天した。
白球がアッという間に右翼スタンド後方の夜空に吸い込まれていく。ピストルというより大砲からドーンと弾が飛び出すイメージだ。その様子が三塁側ベンチからクッキリ見えただけに、なおさら打球の速さと飛距離が印象に残った。
おそらく160メートルくらい飛んでいたのではないか。長い間、プロ野球の世界に身を置いたが、あれだけすさまじい打球を見たのは初めてだった。


















