16世紀のフィレンツェを舞台に描く長編歴史ミステリー「フィレンツェに悪魔が彷徨う」D・V・ビショップ著 熊谷千寿訳
「フィレンツェに悪魔が彷徨う」D・V・ビショップ著 熊谷千寿訳
1539年10月29日の深夜、治安官のアルドは、夜間外出禁止令下のフィレンツェで同僚と夜間警備に従事。怪しい人物を追跡中、反撃を受け刃物で応戦するが逃げられてしまう。男の行方を捜しているとシニョリーア広場のダヴィデ像の下に男の死体を見つける。しかし、追っていた男ではなかった。男は、磔刑されたキリストと同じ姿勢で殺されていた。アルドは医師のサウルに検視を依頼。同性愛者の2人は恋人同士であるが、それを人に知られぬよう慎重に行動しなければならない。遺体を見たサウルは、男がかつての恋人で羊毛商人のザモーラだと気づく。捜査官への返り咲きをもくろむアルドは、かつての部下のストロッキの下で捜査に加わる。
陰謀渦巻く16世紀のフィレンツェを舞台に描く長編歴史ミステリー。
(新潮社 1320円)


















