巨人クビの谷 オリックスに「抜け駆け復帰」

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 せっかくの取材も空振りだった。
 今年1回目の12球団合同トライアウトが10日、静岡・草薙球場で行われ、報道陣が多数集結。お目当ての選手は、巨人を戦力外になった谷佳知(40)。参加が発表されていたが姿を見せず、ジャイアンツ球場に出向き、原監督に「お別れ」の挨拶をした。

 来季の所属先については「まだわからない。いいところがあればいい」と話していたが、どうやら古巣復帰が決まっているらしい。

 オリックスの幹部も同日、谷の獲得をほのめかした。話がついているなら降雨のグラウンドで行われた「解雇選手の品評会」になど出ていくはずがない。

 そのトライアウトでは今オフ、戦力外になった阪神の浅井良、林威助、ヤクルトの正田樹、楽天の高須洋介に元阪神の小林宏之らが参加。

 中日の落合GMなど各球団の編成担当者の前で自らのプレーをアピールした。

 トライアウトで拾ってもらえる選手は非常に少ない。それでも少ないチャンスを求めて選手は必死にプレーする。

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