広島「ドラ1」大瀬良 台湾戦で露呈した“欠点”

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<「低めに進化の余地」>

「潜在能力は非常に高い。でも、1年目から2ケタ勝てるかといえば……」
 在京球団のスカウトが声を潜めてこう言った。日本代表の台湾との強化試合で登板した広島ドラフト1位・大瀬良大地(22=九州共立大)のことだ。

 2戦目となる9日、「大学ナンバーワン右腕」は五回から2番手で登板。自己最速タイの153キロをマークするなど、2回を1安打無失点に抑えて勝ち投手に。テレビでゲスト解説をしていた広島の野村監督も「十分だと思う」と合格点を与えた。

 プロとの混成チームで、堂々たる投げっぷりも、未完成の部分も垣間見られた。全30球で投げた球種は直球とカットボールのみ。力のある直球が大きな武器であるが、“格下”の台湾打線相手に空振りを取れたのはわずか2球だけだった。前出のスカウトが言う。

「代表戦で緊張もしただろうが、大瀬良は気持ちを前面に出して投げる、いわゆる『パワー投手』。それでも下半身を使い、体重移動を利用して投げることがまだできない。低めのボールは球威、キレが落ちるのです」

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