ヤンキースとドジャースのマー君争奪戦に割り入る大穴古豪

公開日: 更新日:

 有力選手を多く抱える代理人事務所の関係者が解説する。

「現在、カブスには計算できる先発投手が今季ともに8勝に終わったジャクソンとサマージャしかいない。例年なら大金をはたいて補強を開始しているところです。ところが、今オフは来季のチーム総年俸枠を120億~130億円に設定しているにもかかわらず、いまだに若手選手の契約を含めても55億円しか使っていない。ヤンキースが200億円を超える総年俸の金満球団といっても、主砲カノの契約延長、A・ロッドの問題も抱え込んでいるため田中に使える金額は実質限られている。資金力に余裕があるのはむしろカブスの方です」

 エプスタイン氏は、大富豪オーナーからの全面バックアップの約束を取り付け、田中の入札金でヤンキースやドジャースに後れを取ることはないというのが地元メディアの見方だ。交渉の権利を得れば、契約金や年俸でも相当な額を用意する。7年ぶりの最下位に沈んだ古豪球団を、田中がエースとして復活させる、というのも面白い。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは