ベルギー5位は真の実力か? FIFAランキングの不思議

公開日: 更新日:

 サッカー日本代表は現地時間19日(日本時間20日未明)、ブリュッセルでベルギー代表と国際親善試合を行う。

 ベルギーは今やオランダより強いと言われ、ヴィルモッツ監督もベストメンバーで臨むと宣言。2002年日韓W杯以来の対戦に俄然注目だが、サッカーファンが首を捻るのが、ベルギーのFIFAランキング5位が「本当の実力」なのかどうかだ。

 なにせベルギーは、2002年の日韓W杯で8強を懸けたブラジル戦に0対2で敗れて以来、W杯やEURO(欧州選手権)など、メジャーな国際大会ではすべて予選で敗退し、本大会には出場していない。1年前のFIFAランキングは21位だった。それが短期間でここまで上位にあがってきた背景には、ランキング算出方法の“カラクリ”がある。

<直近1年間の重要な試合で格上に勝つことが条件>

 2006年7月に改正された現行ランキングシステムの対象になるのは、直近48カ月のすべての国際Aマッチ。FIFA公式ホームページに記載されている算出方式によると、ポイントは勝ち点のほかに、「試合の重要度」や「相手の強さ」、「大陸間の実力差」などを係数化し、加算していく。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  2. 2

    ヤクルト村上宗隆の「メジャー契約金」は何億円?

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希もようやく危機感…ロッテ時代の逃げ癖、図々しさは通用しないと身に染みた?

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    吉沢亮「国宝」150億円突破も手放しで喜べない…堺雅人“半沢直樹ブーム”と似て非なるギャラ高騰の行方

  1. 6

    「SIAM SHADE」DAITAがメンバー4人を提訴報道…人気バンドを巡る金銭問題と、「GLAY」は別格のワケ

  2. 7

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  5. 10

    《あの方のこと?》ラルクhydeの「太っていくロックアーティストになりたくない」発言が物議