巨人「井端獲り」決意の裏にある「坂本」と「松井」の存在

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 宮本と井端は内野手の神様的存在。球宴になると、この2人の元には入れ代わり立ち代わり他球団の選手が訪れ、技術を吸収しようとする。宮本ではなく、今度は井端に守備を伝授して欲しいという原監督の願いがある。アラフォーの年齢から、将来のコーチ含みでもあるとみられる。

 来春のキャンプで臨時コーチに就任予定で、次期監督最有力候補の松井秀喜(39)の存在だ。松井政権誕生の暁には、コーチ陣も若くてフレッシュな陣容にするという球団の構想があるという。井端は松井の1歳年下。谷と小笠原の退団で現役最年長となった高橋由とは同い年だ。同世代の守備の職人がコーチにいれば、松井だって心強い。

 坂本の守備コーチ役、将来的には松井政権時の右腕役まで期待されるなら、年俸2億5000万円から88%減の3000万円を提示され、中日を追われるように退団した井端にとって、悪くない条件だ。

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