井端&片岡加入で二塁手争い激化…巨人・寺内に本音直撃

公開日: 更新日:

 巨人の寺内崇幸(30)に聞いてみた。
 JR東日本から06年の大学・社会人ドラフト6巡目で入団した7年目の二塁手だ。今年のCSで広島前田健太から、日本シリーズでは田中将大から本塁打を放って名前を売った。もともと守備力には定評があり、某ライバル球団の編成担当は「守備だけならセで3本の指に入る」と言う。今季は114試合の出場で打率.225、2本塁打、12打点。来季のレギュラー定着に向けて、手応えと足がかりをつかんだと思ったら、目の前に大きな壁が2つも現れた……。

――井端の入団が決まり、FAで西武の片岡も獲得すると言われている。そうなったら二塁レギュラーなんてほとんどチャンスがなくなってしまうと思うが。

「ライバルが増えるとかそういうことは何も思わないんです。ボクがやることは一緒ですから」

――ポストシーズンでマエケン、マー君と球界を代表するエース2人から一発を放った。やっとレギュラーを手繰り寄せたと思っていたんじゃないですか?

「全然。ホームランはどっちもマグレですから。だいたい、今年、ボクが二塁でスタメン出場したのは五十何試合ですよ。もちろん、目指してやってますけど、レギュラーじゃないでしょう」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  5. 5

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  1. 6

    兵庫県・斎藤元彦知事らを待ち受ける検察審の壁…嫌疑不十分で不起訴も「一件落着」にはまだ早い

  2. 7

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  3. 8

    日本の刑事裁判では被告人の尊厳が守られていない

  4. 9

    1試合で「勝利」と「セーブ」を同時達成 プロ野球でたった1度きり、永遠に破られない怪記録

  5. 10

    加速する「黒字リストラ」…早期・希望退職6年ぶり高水準、人手不足でも関係なし