監督の孫の誕生日まで記憶…楽天1位・松井を支えた母親の「気配り」

公開日: 更新日:

 当時、一家が住んでいたのは横浜市青葉区のマンション。丘の中腹の閑静な住宅地にある。

 仕事で忙しい父に代わり、子供たちの面倒を見ていた真琴さん。学生時代は陸上部だったこともあり、松井の朝のランニングにも毎日付き合った。少年野球チーム「元石川サンダーボルト」では、松井が通いだした直後から、チーム内でアイシングを導入。これも真琴さんの知識だった。

■「一期一会」カステラ

 松井家を知る人は、「あの家はお母さんが中心」と口を揃える。その理由が気配りだ。松井が中学時代に所属していた緑東シニアの中丸敬治監督が言う。

「気配り、気遣いですね。私の座右の銘が『一期一会』なのですが、松井くんのお母さんはその文字の焼き印が入ったカステラを私に送ってくれたことがあります。お土産をもらったからうれしいというわけではなく、座右の銘を覚えていてくれて、『監督の言葉のカステラがありました』と言ってくれたのがうれしかった。そうそう、ドラフト後にも、こんなことがありました。私の孫の誕生日に、お母さんから『おめでとうございます』というメールを頂いた。確かに私に孫が生まれたことは知っていたでしょうが、だからといって特に教えたわけではありません。何げない会話の中で聞いたことを記憶していたんでしょうね。そうした心遣いは誰でも出来そうで出来ないものでしょう」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    嶋基宏は一時期ノイローゼ状態になっていた...心ここにあらずで、魂が抜けた状態に

  4. 4

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 5

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  1. 6

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  2. 7

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 8

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 9

    居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

  5. 10

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に