居心地良すぎ…「巨人からメジャー行き」8年は出ない

公開日: 更新日:

 16日に優勝旅行先のハワイから帰国した巨人ナインも「マー君、どうなりました?」と気になる様子だったが、将来的に巨人から海を渡る選手はいるのか。

 かつては松井、世界一になった上原(レッドソックス)や高橋尚(前ロッキーズ傘下3A)らが巨人を飛び出してメジャーリーガーになった。

 某巨人OBが言う。
「マー君や広島の前田健といった球界を代表するメジャー志向が強い選手と同い年の坂本と沢村もかつてはあったみたい。でも2人とも今年は成績が落ちたので口にしなくなった。先輩の阿部も内海も興味はあったのに、結局大型契約を結んで残留した。それだけ巨人の居心地がいいからでしょう。あと3年で海外FAを取得する坂本の気持ちが変化するか注目です」

■菅野が順調なら…

 メジャー関係者の間で最も人気があるのはセットアッパーの山口だという。今季は自身のプロ野球記録を更新する6年連続60試合登板の鉄腕ぶり。海外FAまでこちらもあと3年だ。日本球界最高のリリーバーだから当然といえば当然だが、肝心の本人にその気はないようだ。育成で拾ってくれた球団や原監督への恩義、米独立リーグ時代の苦労が逆にトラウマになっているからだという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは