ミラン入り本田の足を引っ張る日本マスコミの狂奔取材

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 セリエAの名門ミランに移籍した日本代表MF本田圭佑は、イタリア入りした翌5日にミラノ市内の病院でメディカルチェックを済ませた。

 それから郊外の練習場を訪れてガリアーニ副会長、アレグリ監督、チームメートと対面。フィジカルコーチと軽いランニングを行った。6日夕方キックオフ(日本時間午後11時)のホーム・アタランタ戦をスタンド観戦し、8日には本拠地サンシーロで大々的に行われる入団会見に臨み、ミランデビュー戦は12日のアウェー・サッスオーロ戦が予定されている。

■現地では「エスカレートし過ぎ」の声

 ミランに初めて日本人選手が加入。それもエース番号「10」を身につけるとあって欧州中で注目の本田だが、もうひとつ話題なのが「日本マスコミ陣の過熱ぶり」だ。

 本田が日本を離れるところから、スポーツ新聞やテレビ局が本田を徹底マーク。イタリアに着いてからも徒党を組んで、本田に付きまとっている。

「各社が記者とカメラマンを日本から派遣。イタリア語を話せる現地通信員と一緒にクラブ幹部から選手やサポーターまで追い掛け、早くも『エスカレートし過ぎ』と周囲をゲンナリさせ、このままでは『本田が取材ストレスでコンディションを崩す』と心配する声もある」(イタリア在住スポーツライター)

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