「勝ちに飢えないと」…西岡指摘の“トラの課題”克服できるか

公開日: 更新日:

「チームの課題ですか? 能力を上げるのはもちろんですけど……」

 阪神の西岡(29)が日刊ゲンダイ本紙直撃にこう答えたのは昨年、CSで3位の広島に敗退した直後だった。

「もちろんプレッシャーはあるし、緊張もする。マスコミにも大きく注目されますからね。でも、もっと勝ちに飢えるというか、(甲子園で)こんなに多くのお客さんがいる前で野球ができる幸せを感じることが大事だと思う。これは自分自身、ロッテ時代も思っていたことですけど、そういう気持ちを前面に出していくことが今のチームにとって、大切なことなんじゃないかと思っています」

 8日、大阪市内で日本ハム中田翔(24)らと自主トレを行った虎のリードオフマンは、2年連続で甲子園で負け越しの現状について、「自分たちのグラウンドで勝つのが一番。重圧はあるけど、やることをやれば結果は付いてくると思う」と、意気込んだ。

 阪神はこのオフ、新助っ人の呉昇桓(オスンフアン)、ゴメスを獲得。課題となっていた「4番」と「抑え」を補強した。一方、ライバル球団もうらやむ戦力を擁しながら、05年以来リーグ優勝から遠ざかっていることについて、「阪神は勝負弱い。勝ちへの執念が足りない」という声があるのも事実だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも