メジャー球団 マー君の「投げすぎ」危惧も代理人に電話攻勢

公開日: 更新日:

 田中将大(25)の渡米目的は、代理人のケーシー・クロース氏(50)とともにメジャー球団幹部と面談すること。本拠地の都市や球団の施設などを自分の目で確かめる格好の機会になる。

 なにしろ田中には当初14球団が獲得に興味を示したといわれる。それが半分の7つに絞られたという報道があり、今回の渡米でさらにふるいにかけるともっぱらだが、「クロースの携帯電話を鳴らす球団は減るどころか14より増えた」(西海岸の代理人関係者)という。

 今年のFAは特に先発が不足で、確実に2ケタ勝利を見込める投手がほとんどいない。だったらカネはかかってもエースになれる大物を獲得した方が得策と判断、かねて補強資金をプールしていた球団が意外にも多い。そういった球団が、ここにきて軒並み田中にシフトし始めたというのだ。

 球団を絞り込むどころか、田中の選択肢はさらに広がりそうだ。

■GMが何より欲しがるメディカル情報

 米スポーツ雑誌「スポーツ・イラストレーテッド」(電子版)は、田中がプロで通算1315イニング投げている点を危惧、「この年齢でこれほど投げている投手はメジャーでは35年間いない」と報じた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  2. 2

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 3

    【独自】亀山千広BSフジ社長“台風夜のお色気ホムパ疑惑” 「帰宅指示」を出しながら自分はハイヤーで…

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希 160キロ封印で苦肉の「ごまかし投球」…球速と制球は両立できず

  5. 5

    ヤクルト村上宗隆 復帰初戦で故障再発は“人災”か…「あれ」が誘発させた可能性

  1. 6

    明暗分けたメジャーの最新評価…ヤクルト村上宗隆「暴落」、巨人岡本和真は「うなぎ上り」

  2. 7

    中森明菜「奇跡」とも称された復活ステージまでの心技体 「初心を忘れるな」恩師の教え今も…

  3. 8

    フジの朝ワイド「サン!シャイン」8時14分開始の奇策も…テレ朝「モーニングショー」に一蹴され大惨敗

  4. 9

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  5. 10

    セレブママの心をくすぐる幼稚舎の“おしゃれパワー” 早実初等部とアクセスや環境は大差ナシ